上野千鶴子さんの東大入学祝辞に思うこと

上野千鶴子さんのスピーチが注目され、賛否両論を巻き起こしています。

報道番組でスピーチの一部を抜粋した説明を聞いたときには「え?」と違和感を持ったのですが、東京大学の公式サイトに掲載されている全文を読んでみたら感動しました。
抜粋と全文とでは、全然違いますね。

ネット上の意見に「文章は感動的だけど、動画を見たらそうでもない」という趣旨のものがありました。
どれどれ、と動画を見てみたところ、文章と同じくらい感動的でした。
人の受け取り方って、どうしてこんなに違うんだろう。

私が受けとめたメッセージの骨格は↓こんな感じ↓です。

世の中には差別があります。
社会には、がんばっても報われない、不公平・不平等が存在しています。
これからあなたたちが経験する社会には、「問い」はありますが「正解」がありません。
だからこそ【「これまでにない知」を生み出すための知】を学ぶのが大学です。

(今ある世の中の問題を解決に導くためには、あなたや誰かが自分の頭で新しい解決法を考えなければならない。そのために大学で学んで欲しい)

あなたの【知】を、自分のためだけに使うのではなく、助けが必要な人を助けるために使ってください。
自分の弱さも認め、みなが助け合って生きる社会をつくりましょう。

以上です。
日本語を意訳するのは初めて(笑)
「解釈が違うよー」と怒る人もいるかもしれませんが、広い心でスルーしていただけると嬉しいです。

ただし。
「東大生であることを隠す女性」は、私の周りにはいないなぁ。
「男性に守られるために、かわいい女でいようとする女性」もいないなぁ。
そういう呪縛って、一昔前の話じゃないのかな。
今でも一部には残っているかもしれないけど。

うちの夫が私を結婚相手に選んだ理由のひとつは「強いから」でした。
大丈夫だよ、「東大生です」ってカミングアウトしても。
今だったら逆にモテます!

10年以上前だけど、ゴールドマンサックスでディーラーをやっている女性と合コンパーティに参加しました。
彼女が職業を口にしたとたん、アプローチする男性の列ができてびっくり!
当時のゴールドマンサックスのディーラーは推定年収ウン千万円でしたから。
女性も稼げるほうがモテる時代がとっくにきています。